3/22(金)、政府は富士山大規模噴火に伴う首都圏への降灰について過去の噴火を基に推計した。
神奈川県西部で10cm、新宿でも1cm積もる。
過去の富士山の噴火と被害は?
1707年の「宝永噴火」 : 12/16に発生。16日間続いたとされる 。最も新しい富士山の噴火。
以下のような被害が発生した。
- 家屋の倒壊・消失
- 農作物への影響
- 河川の堤防決壊
影響を受ける地域は?
火山灰が2cm以上降る地域は、東京都、神奈川県全域、埼玉県南部、千葉県南西部と推計
現代で噴火が発生したときの影響は?
現代では、インフラの整備が進んだ分、大きな被害が予想されます。
- 鉄道、空港、道路の不通、停電
- 電気製品、電子機器の故障
- 呼吸器、眼球への障害(砂粒は微細で角が鋭く尖っていてモノを削る力が強い )
- 下水道の詰まり(水で固まると排水口に流れない)
- 車の故障、傷つき(火山灰が1cm降ったら車が走れなくなる)
どう備える?
<準備>
保存食、飲料水の備蓄
ラジオ、懐中電灯の用意
<降灰後>
建物内、 排水口、雨どいへの火山灰の侵入防止
防塵マスク、ゴーグルの使用
車の運転を避ける、火山灰に触れさせない
まとめ
過度に恐れる必要はありませんが、地震と同じく日頃の備えが重要です。
首都圏は火山灰に慣れていませんが、特徴を理解して適切に行動していきたいですね。
火山灰への備え
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